2018-05-24 第196回国会 参議院 内閣委員会 第13号
二十三区の大学の定員抑制策は、今まで以上に東京圏における大学受験戦争を激化させ、若者たちが一生を左右する大学進学のチャンスを奪われかねないことは質疑で説明しました。 政府は、安倍総理肝煎りのきらりと光る地方大学という一握りの存在ではなく、まずはどうしたら学生一人一人が輝くかを冷静に考える必要があります。
二十三区の大学の定員抑制策は、今まで以上に東京圏における大学受験戦争を激化させ、若者たちが一生を左右する大学進学のチャンスを奪われかねないことは質疑で説明しました。 政府は、安倍総理肝煎りのきらりと光る地方大学という一握りの存在ではなく、まずはどうしたら学生一人一人が輝くかを冷静に考える必要があります。
にもかかわらず、現在も行われ続ける大学の定員抑制策が生み出した失敗、これを一切省みない、その態度にはあきれるばかりです。思い付きのような施策に翻弄されるのは多くの市民。本法案のほかの部分、大丈夫なんでしょうか。聞いてまいりたいと思います。 本大学法案は、東京の大学定員抑制と並んで、もう一つの大きな柱として、きらりと光る地方大学を支援する交付金制度の導入がうたわれています。
○政府委員(植木光教君) ただいま川上委員がお話しなさいましたとおりでございまして、これまでもこの点につきましては最重点施策といたしまして努力をしてきたところでございますけれども、御承知のとおり政府全体といたしましては定員抑制策をとっているという状況で、たいへんきびしい環境の中にあるわけでございます。
かつての大量の首切りと、その後の定員抑制策によって、大部分の公務員が過重労働に苦しめられ、他方では、定員外職員が発生して、各省庁とも膨大な数にまで増大し、いわゆる定員外職員問題が重大問題として提起されたことは、御承知のとおりであります。